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夏の養生

暦の上では24節気の「立夏」(5月上旬)から「立秋」(8月上旬)までが夏とされていますが、現在では7月下旬の梅雨明けからが本格的な夏の始まりです。暑さはピークに達し、昼夜問わずムシムシした日が続きます。このごろは地球温暖化の影響か、猛暑が続くようになり、夜になっても気温が上がったままの熱帯夜の日数も増えています。日本の夏は蒸し暑く、気候などの影響を知らず知らずのうちに受けている人体には、暑熱がたまります。抵抗力が低下している人や、元気不足の人には「暑邪」となり、体調をくずす要因になります。暑邪は炎熱、上昇、発汗の性質をもち、毛穴を開かせて汗をたくさんかかせます。夏に適度な汗をかくことは、老廃物を出し、体を涼やかにして体温を調節する意味があります。しかし、過剰な汗は、気・血・津液(体液)を消耗し、疲労させます。津液(体液)が足りなくなると、口やのどの渇き、唇や舌の乾燥、イライラ、息切れ、不眠などの症状が出てきます。そのようなときには、体の余分な熱を取って汗で失った体液を補充してくれる食べものを。枝豆、きゅうり、すいか、すもも、とうがん、トマト、なす、にがうり、みょうが…など、この時季に旬を迎える夏野菜には、体を冷やして体液を補う作用のものがたくさんあります。冷え性の方は、なるべく加熱調理して摂りましょう。また、夏バテを防ぐ気を補う食物を食べることもおすすめです。あじ、あなご、たちうお、かぼちゃなども夏が旬の食材で、元気をつけてくれます。また、食事だけでなく、夏の生活習慣として、昼寝をすることも夏を快適に過ごす秘訣です。

 

8月の下旬、残暑が厳しい時期に、
いつも体がだるくなって
食欲も出なくなる方おられませんか?

そのようになった原因は、夏の暑さに負けたケースもありますが、それ以上に多いのが、冷房に頼り過ぎたり、冷たいものを飲んだり、食べたりし過ぎたことにあります。気温が35度の時に冷房で室温を30度に保つということは良いでしょう。しかし、20度近くまで下げると、体調が狂ってしまいます。人は、もともと周りの環境の様々な変化に適応できる能力を持っています。それが、自律神経といわれるものですが、真夏の炎天下と冷房のきいた冷たい部屋を出入りすることで、血管は常に収縮と拡張をりかえし、血のめぐりが低下してしまいます。結果、自律神経のバランスが乱れて、体温調節がおかしくなってしまうのです。それをいつもいつも、無理やり冷房で温度を下げていると、目に見えない様々なアンバランスが身体に起こるのは当然です。
 
★夏は、暑さの中で過ごすのが基本なのです。
★冷房対策としては、使用時は設定温度を高めにし、
 外気温との差をなるべく5度くらいに設定しましょう。

電車に乗るときや冷房のきいた室内に入るときは、何か羽織るもの一枚用意しておきましょう。また、冷たい空気は下の方向へ下がりやすくなるので、足が冷えないように厚手の靴下や、ひざ掛けをぜひ活用してください。
ほんの少しの気遣いで、夏バテの予防につながります。

 

夏に注意すること

胃腸病・皮膚病・冷房病・不眠

夏のおすすめエクササイズ

●毛管運動

①仰向けに寝て、両手両足をあげ、細かくふるわせます。
②これを約2分間続けます。
手足の血管が開き、毛細血管を活性化する効果があります。手足の冷え、むくみがある方に特におすすめです。

●森林浴

暑い街中から少し離れて、自然のある場所へ出かけましょう。森の木々からエネルギーをもらって、心身ともにリフレッシュします。

夏の養生食

高温多湿な夏は、消化機能が低下し心身ともに疲れ、だるさが気になる時期です。この時期の食材は、余分な水分を取り除いたり消化機能を整える働きのあるものがおすすめです。また、女性に多い冷房病は体力のない人ほどなりやすいと言われていますので、温性の食べ物を摂って、体力を補い、冷えを撃退しましょう。

  旬の食材 性質 はたらき 効能

オクラ 便通 粘りの成分ペクチンは、食物繊維の一種で整腸作用があり、便通を改善します。緑黄色野菜並みの栄養も含まれています。
アスパラガス 代謝 アスパラギン酸が新陳代謝を促し、細胞を活性化させるので、疲労回復におすすめです。鉄分も多いので、貧血気味の方にも。
トマト 健胃 熱に強いビタミンCがたっぷり含まれているので、煮込んで食べてもビタミンCがたっぷり摂れます。食欲増進、美肌に役立ちます。冷え性の方は、生のものは控えましょう。
苦瓜 代謝 体の熱や湿気を取り、暑さに負けない体を作ります。インシュリンの自然な分泌を促す働きがあり、血糖値を下げるので糖尿病の予防と改善に有効です。体を冷やすので、胃弱の方は食べる量に注意しましょう。
モロヘイヤ 滋養 カルシウムの含有率はほうれん草の約7倍、βカロチンも約3倍含んでいます。ビタミン類も多く、夏バテの予防に最適です。

きゅうり

利尿 体の余分な熱を取り、のどの渇きをいやし、暑気あたりの予防に効果があります。水分代謝をよくする効果もあり、むくみがちな方は積極的に食べるとよいでしょう。ただし、冷え性の方はなるべく生食は控えましょう。
ピーマン 健胃 ビタミンCが豊富で、しかも熱に強いのが特徴です。疲労回復や紫外線によるシミ・ソバカスの予防に効果的です。
枝豆 利尿 ビールのおつまみとして定番の枝豆は、アルコールで壊れがちなビタミンCを補い、アルコールの分解を助けます。気力、体力を強め、老化防止に有効。

メロン 利尿 胃腸の働きを調整して、食欲を増進させます。のどの渇きを止め、夏バテの予防に役立ちます。暑いときの水分補給にどうぞ。
さくらんぼ 健胃 消化を促進する働きがあり、食欲不振に効果的です。顔色を良くし、肌を潤す働きもあります。

くらげ 便通 身体の中の余分な熱を冷まし、腸を潤す作用があります。便通の改善、足のむくみ、めまいなどに効果があります。
いか 滋養 血を補って胃腸の働きを高めます。体力をつける働きがあり、体の衰えを補います。また、月経異常や更年期障害などの婦人病にも有効と考えられています。
うなぎ 滋養 土用の丑の日といえばこれ、ビタミンAとEが豊富です。Eは血行をよくし、過酸化脂質の増加を抑える働きがあります。コレステロールの含有量が多いので食べ過ぎに注意しましょう。
すずき 滋養 気と血を補って、スタミナをつけます。胎児を安定させて流産を防止し、皮膚や粘膜を強化して傷口を早く治すといわれています。
あじ 血行 胃腸の働きを高め、食欲を増進させます。また、血液の粘りを溶き、血栓を予防して、血液の循環をよくするので、動脈硬化や脳血栓、高血圧症の予防にもおすすめです。

  
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